2010年12月12日日曜日

2010年12月11日わんくま同盟勉強会テーマ「宇宙広報」@新宿

わんくま勉強会@新宿でとったメモを少し手直ししたものを貼り付けます。

最初少し遅刻したのと、最後息切れしたのとで、蛇頭蛇尾です。

間違いや問題があれば、おしらせください。本日は皆さん(特に主催のguichengさん)ありがとうございました!

◇わんくま同盟 東京勉強会 #54
http://www.wankuma.com/seminar/20101211tokyo54/Default.aspx

(後日、上記URLにイベントの録画がUPされる予定です)

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guichengさん「外側から見た宇宙広報」

宇宙広報はその時代に応じたツールを使って広報を展開してきた。
  • しかし、個人の負担が大きい。→広報専門の機関が必要か?

~~~5分間ライトニング・トーク↓~~~

まことさん「5分でわかる内之浦宇宙空間観測所」

  • 肝付町
    • 漁業、農業、ロケットの町
  • ラストショットを降ろしたのは内之浦
  • アンテナ
12月5日特別公開
  • カプセル展示、ヒートシールドも。
    • もうボロボロに劣化
  • 34mアンテナ
    • はやぶさを最後まで追尾
  • 資料館
    • 特別公開時も貸切状態
  • 鹿児島空港から車で2~3時間

つうなさん「SOMESAT衛星ミッション」

ミッションとは?
  • 衛星の目的、課題
  • 理学、工学など、学術目的が多い
  • もっと一般向けがあっていいんじゃないの?
    • かぐやのハイビジョンカメラ
    • こういう一般向けのミッションがあってもいいのでは?
SOMESATって何?
  • 打上げて、世間一般の反応を見るのがミッション
  • ソーシャルメディア衛星
  • 宇宙でネギ振り!それだけ!
どんな衛星?
  • キューブサット
どんな実験を
  • オーブン170度の中で数時間ネギ振り
  • 液体窒素をかけてネギ振り
  • ブラックロック砂漠のロケットでネギ振り
みんなで宇宙開発しませんか
  • 宇宙開発はJAXAや大学だけのものじゃない

きみ@Licaさん「ファン視点での宇宙開発生中継」

種子島での生中継
  • FOMAのハイスピード網
  • 記者会見や機体移動など、ファン独自の視点を含めて
はやぶさ帰還の生放送
  • ネコビデオさんのインマルサット移動局でテレビ電話
  • インマルサットBGAN
    • 最大492kbps
  • どんな僻地でも配信できることが証明された
  • 臨場感をファンと共有できた
現場は楽しい
  • みんなも現地に行こう!

kiaさん「ウーメラでのはやぶさ帰還」

  • SNSで参加者を募って、現地集合
  • 砂漠では距離感をつかめない
  • ウーメラの砂を持って帰ってきた
撮影
  • どこから来るかわからないので、画角を広く取って

~~~5分間ライトニング・トーク↑~~~

寺薗さん「月惑星探査広報のこれから」

はじめに…はやぶさやJAXATwitter
  • はやぶさの社会現象
  • はやぶさTwitterがRTナンバー1
  • イカロスくんのwebクリエーションアワード
その裏で…事業仕分け
  • JAXAi、400件もの存続の声にも拘らず、廃止決定
ブームを支えたのは広報だ
  • もちろん、冒険的ミッション、帰還など、素材が良かったのは否定しない
  • 「はやぶさ」ミッションは、もともと打上げ前から広報に積極的で熱心な探査機だった。
    • ジャズCDなど
  • ミッション開始後も、「初」が続出する広報だった
    • ミッションを、わかりやすく的確に
  • これが結実した結果のブームだと思う
「広報」とは、を整理しよう
  • 広報…直接の対象は記者・メディア。数分から数時間。メディアを通るので、短期的な影響は大。
  • アウトリーチ(普及啓発)…ネットや広報施設などを経由。直接の対象は数十人~数万人。影響度は長期的には大。
  • 教育…学校、大学。対象は1クラスとか数十人。影響度は未知数。
月・惑星探査の広報はなんのためにある?
  • 納税者に対する説明責任
  • 感動を伝える
    • 直接的成果は研究者に、無形の利益を国民の皆さんに
  • 将来探査への支援、同調を得る
広報3つの段階
  • 今何が起きているかを正確に伝える
  • その裏にある人間模様や科学の知識を伝え、「なぜやるのか」の意義を伝える
  • 感動から次へつなげる。感動から知識に結びつけ、社会全体の価値を高める
3つがごっちゃになっている
  • JAXAは最初のワンステップ「広報」だけをやればいいはず
  • 「もっとうまくやれる」ところにまかせるべき
  • 「はやぶさ」の広報が示したのは、もうJAXAが組織として動かなくても、しっかりとした情報さえ出せば、物事は自然に進むという事実
惑星探査機広報の特殊性
  • 探査内容や目的が科学的に高度。わかりにくい。
  • 時間、空間的にスケールが大きい
    • 10年スケール
「はやぶさ」にあって「かぐや」になかったもの
  • かぐやの広報はきわめてコントロールされたものだった
  • その結果、「ここで出せばいいのに」なタイミングを逃した
    • かぐやのハイビジョン動画のダウンロード可は海外のディスカバリーチャンネルが最初だった
  • コントロールされたわずかな情報しか、ミッションの中身は知られにくくなった
    • 結果として、はやぶさの影に隠れ、忘れ去られつつあるかぐや。ミッションにかかった予算はより大きいのに。
寺薗さんの得た教訓1「人はドラマを見たがる」
  • プロジェクトXみたいな
  • NASAのプレスリリースにはよく「~ said "~~~"」のような、人が見える形を取る
    • ミッション関係者は「顔の見えない誰か」ではない!
  • ただし、単なる人間ドラマに終わらせてはいけない。そこから、探査の意義、次世代の鼓舞につなげる
教訓2「情報は圧倒的かつ整然と」
  • 月探査情報ステーションのページ数は膨大
    • 情報に飢えている人々を満足させられる量。
  • 整理されたナビゲーションとアトラクションによって、長時間楽しめるコンテンツに
  • デパートと同じ「ここに来ればなんでもある」と思わせるのが大切
教訓3「人はせっかちである」
  • 確実な情報を後から出すのではなく、その時点で出せる情報を逐次出していく
    • 間違いがあったら、あとで訂正すればいい
  • 現時点で最も早い情報伝達手段(今ならTwitter)に合わせて判断体型の見直しを
それぞれがそれぞれの役割で動く必要
JAXAデジタルアーカイブス
  • 使いにくいぞ!
  • これはそもそもメディア用。一般向けではない。
  • 鳴り物入りで始めたこれ、どうするか
  • JAXAで全部やらなくていいから、一般の人が使いやすいアーカイブスをつくるべき。
  • Webコンテンツを整理し、民間に移管を。
    • 柔軟な運用、コストダウンが可能
NPOのみなさんに
  • 自分たちが広報を主導していることを意識せよ
一般の方
  • 貴方達のつくるものが、明日の宇宙開発を動かす
  • マニアが新しい層を開拓する(アーリーアダプタ)
JAXAが用意すべき物
  • インフラ
    • これが整えば、マニアなどの層がより一層動きやすくなる
  • はやぶさで広報が注目された今こそいい機会である
おわりに
  • 私たち一人ひとりが自分の役割を理解して積極的に。

HAYABUSAが成し得た物(上坂浩一さん)

  • 「はやぶさ広報」というテーマで依頼された。そういうつもりはなかった。
    • が、結果的にそこに結びついた。
  • 宇宙に興味がなかった人たちが「はやぶさ」を知った
作るきっかけ
  • 創作意欲の発露だった
    • 「はやぶさを口実に、自分の宇宙への思いを描きたい」と人に言った記憶が
内容
  • はやぶさと「あなた」たった二人で宇宙を旅する物語
  • 最初は探査の歴史やミッション関係者など、説明を入れようと思っていた
    • しかし、スッタフから「こんな映像作品には興味はない。JAXAの偉い先生が何をしようが私には関係ない」と言われた
    • 自分はそれが大好きだったので大変ショックだった
    • でも、そういう人たちがいるのも真実。
    • そこで、そういう人たちが見ても思い入れを持ってもらえる作りにしよう
はやぶさとの出会い
  • はじめは「祈り」
    • 大筋が決まった段階で、CGは誰に依頼しようか?→上坂さんに声が
  • 宇宙研の人たちと話をして
    • この人達は仕事でやってない。損得抜きで人生をかけてる。
      • これはただごとではない!
  • 帰還のシーン
    • ワイヤフレームで荒く作って、それを相模原に持っていく途中、電車の中で見返した。涙が出てきた
      • これが「本質」だと思った
HAYABUSAは上坂さんの体験を追体験する映画
  • 最初は特別興味を持っていなかった上坂さんが、涙を流すまで。
帰還バージョン
  • オーストラリアで見てきたそのままを。
  • カプセルをひっくり返した
  • パラシュートのサイズを実際に合わせた
ラストカット(ウーメラに降り立ったカプセル)に込めた思い
  • カプセルにイトカワの砂が入ってるかどうかではなく、「はやぶさが次世代に残した物」を伝えたかった。
    • 理学工学・学術的なことではなく、生命の本質のようなこと。
帰還バージョンメイキング
  • HAYABUSA大型映像製作委員会から大反対に合った
    • 2009年版は完成されている。
    • 見た人のイメージを壊しかねない
    • 上坂さんとしても、あれが「未完成」とは思っていない
  • でも、オーストラリアで観てきたものを作品に入れたかった
  • カプセルをひっくり返せ!
    • 何回も物理シュミレーションをして、パラシュートを開いて降りてくるところから、ひっくり返るパターンを研究
    • パラシュートのテクスチャはコンビニの袋
  • リエントリ
    • まずはコンテ
    • 流体力学的な燃焼ではなくプラズマを想定
    • ばらばらになる効果
英語版HAYABUSA
  • 今年の夏に完成
  • 五島光学の監修・協力
  • 日本独自の擬人化は、アメリカで受け入れられるか?
    • 実はスクリプトから書きなおせと言われた
    • 断固拒否。同じ人間。いける自信があった。
ハワイでお披露目
  • おお受け!
  • ナッツで投票。very goodが一杯。なんとオーディエンスチョイスアワードでトップ。
    • ただ、賞状が「Return to Earth」
    • 直して!
    • おととい修正版到着。でも「Back to Earth」
  • 握手攻め
  • 日本のはやぶさミッションを知ってる人いますか?と会場で聞いたら、半分以上知っていた(ただ、会場には天文関係者が多かったのもあるが)。
HAYABUSAを作って
  • 科学で人を感動させることは可能なんだ!
  • 子供たちの反応
    • 「子供向け作品」を作ることには反対。大事なところは理解してくれている印象。
    • HAYABUSAを見た後「帰って来られないの?」と泣いて立ち上がれなくなってしまう子もいたらしい
CD発売決定
  • 帰還バージョンのために書き下ろした1曲も収録
帰還バージョンのポスターも作成中
スッタフ募集中!
  • 会社として次の作品の作成へ動き出している

アウトリーチ活動に関するあれこれ(IES兄 細田さん)

HAYABUSAを見て
  • やべぇ、ハッピーエンドが描いてある…
広報の専門家ではない
  • 自分は電気推進・電源系の研究者
  • なぜ広報をしたか
    • もともと交流好き
    • JAXA自体の知名度が低い
      • 普及に勤しまなきゃ、という意識はあった
  • はやぶさの関心の高まりに対して、少なすぎる情報
    • 某巨大掲示板では憶測を前提にした議論・喧嘩
    • はやぶさ帰還に際して「なにかやってよ」とのことだったので、これ幸いと飛びついた
戦略的に広報を
  • はやぶさは認知度がもともと結構高い
    • 裸で行っては駄目だ。方針をきちんともっていかねば
  • 広報の歴史を勉強
ISAS広報の歴史
  • 周東三和子さん
    • 観測ロケット時代からの広報
    • 宇宙研ロビーの展示
  • 小野瀬さん、奥平さん
    • はやぶさ君の冒険日誌
  • 的川さん
    • 漁業交渉から記者対応まで、なんでもござれ
    • 星の王子さまに会いにいきませんかキャンペーン
    • タッチダウン時に記者さんへの情報の橋渡し役
  • 寺薗さん
    • はやぶさにカメラチーム
      • カメラ(ビジュアル)と広報は密接に関わるということで、広報も。
    • タッチダウンブログ
  • 松浦さん
    • L/D
  • はやぶさまとめWiki管理人さん
    • はやぶさの実質的なポータルだった
  • 5thstarさん、エミリーさん、Subaruさん、福盛さん
  • ファン活動
    • 案山子
    • おつかいできた
    • 擬人化(ALUMIIさん、しきしまさん、あしべさんetc)
  • HAYABUSA BACK TO THE EARTH
    • ファンが観ると色々脳内補完されて泣ける
  • はやぶさジャズ
  • 吉川真さん
  • 阪本成一さん
  • 清水幸夫さん
過去の例を参考に、「今」やるべきこと
  • ライト層(タッチダウンも知らないレベル)…情報を探せないでいる
  • コア層…ハートはがっちり捉えられているが、情報に飢えている
というわけで
  • 1次情報の発信源として機能しつつ、普及・教育・啓発に力点を
  • キーワードは「共感」と「本物」
    • 人は人格に共感する
      • 4人(IES兄、ばあや、deltaV、はやぶさ君)の書き手の人格を明らかに
    • はやぶさの魅力は圧倒的に「本物」な技術と人間ドラマである。
      • 関係者メッセージ(普段表に出てこない人に登場してもらう)→確かな手応え
      • 初めの方に川口さん「はやぶさ、そうまでして君は」。おいおいまだ先は控えてるのにクオリティ高すぎるよ
  • インタラクティブ性の確保
    • ファンは今まで、はやぶさに「頑張れ」と伝えたいだけ、ただそれだけが叶わなかった
      • Twitterのmention、ブログのWEB拍手、で簡単にすることができた
  • 「帰還」にスポットしたポータルサイト(帰還ブログ)の作成
    • どこが公式?に答えるサイト
手応え
  • オタクじゃない30代以上の人からの反応が良い
    • 「また学びたい。知ることが多い」
    • 先人たちの「投資」の結果
  • はやぶさを通して他の宇宙機に興味を持ってくれた
チームを組んだのは良かった
  • 理学1、工学2、ベテラン1、WEB担当1
  • 息切れせずに済んだ
  • 場当たり的にやらずに、計画的に
  • 一つの広報のモデルケースに。
    • 「はやぶさがうまくやったじゃない、ウチもできるよ」
大変だった
  • WEB独特の文化、情報リテラシーを学ぶ必要性
  • 専門家がいれば、やはり良かったか
今後への教訓
  • 研究者の領分を犯さない範囲でタイムリーに
  • 画像はやはり分かりやすくて良い!
    • ないなら、研究者が情熱を持って語る
    • もしくはCG。外注してもいい(IKAROS君のCG)
インタラクティブ性に気を使いながらも、情報の吸い上げには注意した
  • リプライは返すの?
  • トラックバックは?
Twitterの拡散力は強力
  • しかし頼りすぎたか?
  • サーバーエラーで見られない人もいた
  • 食わず嫌いの人もいた
  • ブログとの住み分け
  • さかのぼりにくい特性
  • 間違いの訂正が困難
  • そこだけRTしないで!
1アカウントで3人
  • 偏りが出なくて良かった
  • 人格分裂?という勘違いも生んだ
フォロワの推移
  • 爆発的に増えたのは、3大メディアに取り上げられてから
    • なんとか、3大メディアとWin-Winの協力関係が出来れば?
成果をどう評価するか
  • 我々は社会系の知識を持たない
  • 他との外部連携はできたか?内部広報はできたか?
  • 海外へのアピールが不足していたか?
今後望む形
  • 「共存共栄」を望む
    • リスペクトと二次創作を楽しんで欲しい
    • ねだるな勝ち取れ
    • JAXAが情報発信をリスクと感じれば、普通なら出してくれる情報も絞られる可能性
  • 研究者も「継続的な情報発信」を常に意識する時代になっている。この意識付けを組織で徹底すべき
  • ボトムアップ広報よ今後も続け
最近のユニークな取り組み
  • あかつきくん、IKAROSくん、みちびきさん
    • キャラクターの姿を借りた、本音のぶつかり合い
    • 「無茶ブリ」は予定調和ではなくガチです
みなさんへ。講演会を聴くコツ
  • その先生の、哲学を質問せよ
    • なぜこの道を選んだのですか?なぜここに人生を賭けているのですか?
    • あの時、なぜAではなくBを選んだのですか?
  • たぶん、聞いて欲しいところ。

パネルディスカッション(寺薗さん、細田さん、上坂さん、まことさん、大貫さん)

  • 宇宙に興味を持ったキッカケ
    • 寺薗さん…TVでやってたCOSMOS
    • 上坂さん…天文少年。新聞配達のバイトをやって望遠鏡買ったり
    • 大貫さん…COSMOS、銀河鉄道999
    • まことさん…曖昧。毛利さん?
    • 細田さん…元からオタク。トップを狙え!とかで宇宙に
今後の有人のあり方は?
  • まこと:ISSは低すぎる。地球を星空の一つの星として見たい。火星から見る地球。
  • 大貫:我々が写真や絵から見る地球のビジュアルは、宇宙飛行士の体験のほんの一部に過ぎない。ISSくらいの低軌道でも、すごい体験ができる。
  • 細田:政治家を宇宙へ送ったら?きっと世界観が変わる。
  • shinai_tsugumi:ISSからの野口さんの写真、見た人の反応。地球の綺麗さを実感できたし、地球にいろんな人が住んでいて繋がっていることが実感できた。お金もかかったし、紆余曲折合ったけどISSはやってよかったのでは。低軌道、高軌道、それぞれの良さがある。
今日は東京で3つくらい宇宙関係のイベントが
  • 寺薗:10年前はこんな事態想像しなかった。宇宙エレベータなんて夢物語だと思ってたが、材料の問題など、具体的になってきた。10年後はどうなる?
10年後はどうなる
  • 上坂:指数関数的に進む世界。でも、エアカーはまだ飛んでない。
あかつきの6年間
  • まこと:6年間、黙っておく手はない。今の高校生があかつきに興味を持つと、6年後大学院生になって、金星到達したあかつきで論文を書ける。
  • 寺薗:衛星の完全な情報公開をしたい。はやぶさは「今週の」はやぶさ君だった(提案時は「今日のはやぶさ君」だった)し、起動情報しか載せてなかった。自動車のメータを読むが如く、常に全ての情報を公開したい。「今日のセレーネ」の案もあった。
ファンの知識
  • 大貫:イベント型のファン。追っかけ型のファン。二通り。
    • 追っかけ型は、例えば「あかつき」そのものが好き。金星到達、噴射失敗、それぞれの事象(イベント)は大事じゃない
    • イベント型は刹那的。その事故ってつまり失敗なんですか?
継続的は広報の困難。雑誌などがペイしない。JAXAが色々先導すべきでは。
  • 上坂:制作に当たってJAXAからもらったデータは少ない。CADデータももらっていない。
  • 寺薗:webでもいいからもっともっと出していくべき。それがJAXAにプラスに成ることをわかってもらはないと。3機関統合前のプレスリリースが読めなくなってる。H-II8号機の事故の時に色々有意義な情報が公開されたのに、全部見えなくなった。
  • まこと:広報誌はJAXAが出すべきじゃないのでは。民間に委託し、利益を得るべきでは
  • 寺薗:まさにそれ。JAXAは一次情報に徹するべき。
最後に
  • 大貫:JAXAから一般の方まで富士山のようななだらかな坂の中にいる。私たちも。
  • 寺薗:この10年で宇宙イベントが活性化。世界から見たら、日本は宇宙好きの国に見えるかも?「ねだるな勝ちとれ」。自分で動こう。
  • 上坂:はやぶさは多くの物を残してくれた。自分もHAYABUSAを作れたから、次の映像を作れる。
  • 細田:先人の成果はやはり大きい。
  • まこと:自分も1ファンとしてやれることをやっていくので、ご協力を。

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